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自律型の組織

自律型の組織とは、そういった自律型人材が組織を構成する人材の多数を占めているということに加え、組織としての文化が最適化されている必要があります。事業方針の浸透度や組織共通の価値観のあり方など、組織がスピーディーに必要な手続きを進め、適切な行動に移るためには組織を人に例えれば、備えておくべきいくつかの素養が必要なのです。そのイメージを簡潔にまとめたものが以下のイメージとなります。

組織の自律性を高める諸要素
組織の自律性を高める諸要素

自律型の組織とは、その中核としてリーダー以外にも良きフォローワーとして自律型人材がより多く存在することが要件の一つとなります。加えて、マネジメントの側面では、ビジョン・戦略が組織の末端に浸透していることや、リーダーシップが正しく発揮されていること等様々な要件が伴います。また、組織が持つ仕組み面でも、自律性を維持し、高めていくための人を育成する力が求められます。

中でも重要な要素が、組織文化に関するものです。

組織文化(風土と表現する場合もあります)を軽視する組織のリーダーもまだまだ数多く存在しますが、事業戦略を実践するのは社員個々人を含む組織に他なりません。組織文化は、いわば組織の意識のようなものだとお考えいただけると分かり易いと思いますが、この意識が事業にあっていなければ、事業戦略の実現自体おぼつかないものになります。

優れたリーダーは、この組織の意識をよりよいものにするために多くの時間を費やしますが、そうで無いリーダーは、まったくといっていいほど無頓着なのです。その結果、両組織の業績に大きな開きが出ることもあります。

私たちは、自律型の組織実現に向けて、組織の在り様を明らかにするための「組織コンピテンシー体系」を整理し、より具体的な組織能力の方法を研究してまいりました。

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