CaseExample
eラーニング「ELNO」をつかったWEB研修 ~効率的に学ぶ情報セキュリティ~
情報セキュリティポリシーを策定したものの、作ったまま「絵に描いた餅」になってしまっている、そんなことは無いでしょうか。
情報化が進む近年において、社員の情報セキュリティ意識の啓発は各企業において課題となっています。
社員の認識不足で情報セキュリティ事故が起こってしまった、そんなことが無いように、守るべき情報セキュリティルールを効率的、効果的に社員に伝える、弊社のe-ラーニングプラットフォームである「ELNO」を使った情報セキュリティWEB研修の事例をお伝えします。
■情報セキュリティポリシーとは
企業や組織において実施する情報セキュリティ対策の方針や行動指針のことです。
情報セキュリティポリシーは、情報セキュリティを確保するための体制、運用規定、基本方針、対策基準などを具体的に記載するものです。
たとえば、「重要な情報資産は施錠して保管する」「システムなどの利用に関するパスワードは他者が類推できないよう複雑な文字列に設定する」といた内容です。
■WEB研修を活用するメリット
今回WEB研修を利用いただいたお客様では、多数の部署があり、また各部署の勤務時間も多様でした。
そのため、情報セキュリティを策定し、周知は行ったものの、社員が同じ時間に参加する集合型の研修で、社員全員に情報セキュリティポリシーの内容の理解を促進することは難しい状況でした。
そこで弊社のe-ラーニングプラットフォームである「ELNO」を使った提案を行いました。
「ELNO」を活用したWEB研修では、受講可能期間であれば、時間を問わずPC、スマートフォンから研修を受講することができ、かつ理解度確認テストを入れることで情報セキュリティポリシーの内容を確実に理解することができる点をお客様に評価頂き、最終的にご契約いただくことができました。
■必要なポイントをわかりやすく伝えるコンテンツにより学習効果向上
受講者に則した内容とするため、情報セキュリティポリシーの中でも特に社員の日常業務に関わる部分にポイントを絞り研修コンテンツの内容を絞り込みました。
また、社員の中にはWEB研修を実施する期間で多忙な方もいらっしゃいます。そのため、短時間で効果的な学習とするために、文章よりもイラストや図解を入れて視覚的に情報を理解できるようにしました。
「ELNO」では、学習の途中経過を保存しておくことができます。もし、WEB研修を実施している途中に急用が発生した場合は、途中経過を保存し、再開するときは、保存したところから実施することができます。そのため、受講者にとって受講の負荷をさげることができました。
■理解を促進させるための理解度確認テスト
コンテンツ内容を本当に理解し、定着させるために情報セキュリティポリシーのコンテンツスライドが終了した後に、理解度確認テストを実施することとしました。
さらに、本当に理解を促すために以下の3点の仕掛けを行いました。
①設問は選択式とし、1問回答するごとに正解、不正解といった結果、および解説が表示される
②全問(15問)正解とならないと終了とはならず、間違った問題は再度回答しなくてはならない
③回答のたびに設問のならびはランダムに変更される
このようにコンテンツに含まれる情報セキュリティポリシーの内容を理解しないと終了できない仕掛けとしました。
お客様の管理画面では、受講者の社員ひとりひとりの受講の進捗度合いが確認出来ます。
進捗がおもわしくない受講者には個別に「ELNO」を通じてメールで催促することもできます。
コンテンツイメージ
■受講完了率98%!
受講対象の全社員のうち98%が受講期間内に理解度確認テストまで完了しました。
お客様事務局ご担当者からは、過去同じようなWEB研修を実施したが、ここまで高い受講完了率は初めてとのお言葉を頂きました。
■効果的な研修構成と「ELNO」の操作性で、実効性の高い学習マネジメントを実現
お客様事務局ご担当者様からは、「短時間で効果的に学べるコンテンツと理解度確認テストの組み合わせで効果的な研修ができた」「進捗確認や受講者へのメッセージ送信などの管理者ページが使いやすく、高い受講完了率につながった」とのお声を頂きました。
弊社では、本事例の情報セキュリティ研修以外にも「ELNO」を活用して様々な形でのWEB研修のご提供が可能です。
是非、ご興味を持たれましたらお問合せください。